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ぼくのお父さん論

日記・コラム
日記・コラム

とかく大型連休などで、家族連れが観光地やイベント会場に出掛けること多いですよね。

ただの週末でも大型複合施設やショッピング街でも家族連れはよく見かけます。

お父さん、お母さん、子どもたち。

中にはお爺ちゃんお婆ちゃんや親戚家族やペットまでも一緒に行動するファミリーも見かけますね。

ぼくはその家族連れを見るたびにため息が出る時あるんですよ。

お父さんの態度や表情が、明らかに不機嫌だったり退屈だったり面倒臭そうだったりしていて、全然楽しんでないじゃん!てときです。

そうなっちゃう気持ちわかりますよ、ぼくもお父さんだから。

平日は仕事仕事で、自分の時間なんてありゃしない。

会社では上司や部下の顔色や態度に振り回されたり、取引先との付き合いも大事にしなくちゃなりません。

立場によっては責任がのしかかってきて、日々プレッシャーとの戦いでしょう。

そんな戦線から解放された時くらい息を抜きたいと思うのは当然だし、お父さんは家族のために犠牲になってみんなを養ってるのだ!って考える人がいるのは令和の時代となっても今だにいるかもしれません。

それはその人の考え方だし家族はそういうお父さんを受け入れて(?)いるのだから、外野がとやかくいうのは違う気がするものの、、

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間違ったお父さん多すぎる

いやいやいやいや

世のお父さんよ。

あなたが元気に仕事ができるのは誰のおかげよ。あなたがあなたでいられるのは家族がいるからなのではないですか?

って声を大にして言いたい。

「誰のおかげでメシ喰えてんだ!」って、稼ぎ頭の言い分もわからないわけではないけれど、その稼ぎをしっかり管理してくれてメシを作ってくれてんの誰なんだってことです。笑。

家族サービス?

ふざけんじゃねーって思うっす。

驕りにもほどがあるよね、家族サービスなんて言葉。

仮にそうだとしても、そんな疲れ切った態度でサービスなんて言えんのかよと。

子どもは敏感だから、そんな疲れた顔したお父さんなどすぐに察知して余計な気を遣わせることになるよ。

子どもに気を遣わせるほどにあなたはポンコツなのですか?違うでしょ。

あなたの弱さを理解してくれているのはパートナーだけ。辛かったら相談すりゃいいし無理することなんて1ミリもない。

無理して出掛けて不機嫌だったり退屈だったり面倒臭そうにしていたら、一緒に行動している家族が全然楽しくないよ。

自分の機嫌を取れるのは自分だけ。

周りがあなたを楽しくさせていると感じるのなら、それは明らかに気を遣わせてしまっていると自覚せよ。

ぼくのお父さん論

お父さん歴19年のまだまだひよっこのぼくですが、そんなぼくなりの家族との関わり方があります。

誰の参考にもならないかもだけど、少し目を通してもらえると嬉しいです。

仕事は家族の為にやるな

家族がより良い生活を過ごせるように、稼ぎ頭(ここではお父さん)は仕事で収入を得ています。

その収入の中から家族の生活費やレジャー費に回るわけだけど、それを指して『家族の為に仕事をしている』なんて驕りにも似た勘違いが生まれてしまう怖さ。

むしろ、『仕事は自分の為にやれ』って思います。

家族の為に仕事をするという考えよりも、今後楽しいことを経験したい自分の為に仕事をしてお金を稼ぐ!ってシフトしたほうが健全だしやる気も出ると思うのよね。

家族の為って考え方だと、何かあったときに家族の所為にしちゃわないですか?

これはわがままではなくて、あくまで家族込みの話しね。

もちろん自分個人の趣味の為でもいいんだけど、家族と一緒に『自分が』楽しい経験がしたいだけって思ってれば、誰の所為にもしないし自分ががんばれる理由にもなりえるわけですよ。

子どもの好きなことに興味を持て

子どもが小さい時は、自分も身に覚えのあるおもちゃだったり絵本だったりに興味を示しますけど、成長してそれぞれの性格が色濃く出だすと好きなこと(推し)も広がっていって段々ついていけなくなりますよね。

それが親ばなれ子ばなれみたいなタイミングなのかもしれないし、親と子の会話が少なくなってくる時期なのかもしれません。

でもね、彼らが今どんなことが好きなのか、何に興味を持っているのかなど子どもの『推し』に興味を持つのは大事なことだと思っていて、それは家族で出掛けるときの支えにもなってると思ってます。

子どもが行列に並んででも手に入れたいグッズや見たいもの食べたいものに、お父さんが興味なかったら耐えられないと思うんです。

そういう場面以外でも、子どもの趣味趣向が会話のきっかけにもなり得るし、もしかしたら趣味がないお父さんの『推し』になっちゃうこともあるでしょう。

娘が目をキラキラさせながら推しの話しをしてるのを聞いてるのは最高でしかないですぞ。笑。

失敗すらも面白がる

家族で出掛けたときに稀にあるアクシデント。

車が動かなくなったり、お店がやってなかったり、予算が足りなかったり、悪天候だったり、誰かがケガしたり。

予期してないことはまあまああります。

そんな時に、お父さんであるあなたはどういう態度でいれますか?って話し。

不機嫌になったり面倒くさそうな態度になってませんか?

成功体験はとても大事です。

でも成功の経験だけで人生進んでいくほどこの世は甘くできていません。

対になる失敗の経験があってこそ、成功が活きてくるわけです。

つまり、トラブル・失敗・アクシデントをネガティブに捉えるんじゃなくて、面白がれる気概をもちたいってこと。

面白がって笑いにかえるのは技術のいることだけど、その場をポジティブに捉えて明るく場が和むような雰囲気にもっていけたらお父さんポイントもぐーんと上がると思うんですよ。

ただし、あなたが本当にその場を楽しんでなきゃ意味がないけども。

弱音もちゃんと吐く

お父さんたるもの、家族に弱いところを見せてはならない。

もうね、昭和じゃないのよ。笑。

家族に弱さや辛いことを伝えても大丈夫なのよ。

むしろいつも威張り散らして豪快に過ごしてるお父さん、見ててしんどくないすか?本人も。

毎回そうしてろって言ってるんじゃなくて、自分が本当に辛かったり泣きたい時だけは遠慮しないですべて吐き出せっていってんの。

家族に気を遣わせるのが目的じゃなくて、本当の自分を見せてみろって話しです。

ぼくは家族に嘘をつきたくないので(そもそもバレる。笑)、しんどい時はしんどいと言うようにしてるし、嬉しいとき・悲しいとき・ムカついたときもちゃんと出すようにしてます。

だってそれが俺だから。

結局のところ

ぼくは『家族の笑顔を見れるのが嬉しい』ってことに尽きると実感してます。

あくまで自分主体ですね。

『ぼく』が嬉しがる為なんだから。

子どもの笑顔、パートナーの笑顔、それらを見て感じると自分が嬉しいんです。

奉仕でもなく、自己犠牲でもなく、単純に家族が笑ってる姿が見たいから仕事もがんばれる。

とても健全じゃないですかね。笑。

もしかしたら独りよがりで価値観の押し付けで無理強いしてるのかもしれないけれど、そんなの知らんし。笑。

たぶんもしぼくが間違ってることしたら、家族は指摘してくれると思ってる。

だからこそぼくはぼくのままでいられているのです。

ホームから離れて、社会でひとり戦っているのはお父さんです。

そして帰ってきたお父さんを支えてくれるのは家族たちです。

そんな家族を守りながら自分を楽しませることができるのは、他ならぬあなただけです。

世のお父さんたちよ、これからも社会に負けず頑張っていこうではないか。

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