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とんかつしか食べられない「さぼてん」にガッカリした次男の話し。

日記・コラム
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今年高校2年生になった次男は3兄妹の中でも特に変わった子で、学校での立ち振る舞いと家族で過ごす姿が異常なほどに大きく違いがあると認識している。

それは本人にも自覚はあるようで、高校生として過ごす彼は軽音部で部長を務め、友達からも慕われる存在のようだ。

誰よりも責任感の強い彼はいささか背負いすぎと感じるくらいに部や部員のことに気を張り、また、仲のいい友達とは毎晩のようにゲームをしながらライン電話を通じてお喋りしている。

中学生の頃からお付き合いのある彼女とは通う高校は変わってしまったものの、今でも良好な関係のようで父としては嬉しい。

一方で、「特殊個体」としてぼくら家族は受け入れている。

誰よりも頭の回転やキレが良く、人知れず情報を仕入れては親や兄妹も知らない雑学を披露する。

家ではほとんど勉強している姿を見たことがないのに、テストではそこそこいい点が取れることでぼくらは驚きを隠せない。

とはいえ、現状の成績がいいことに対してそれを向上させようという思考はなく、むしろなんの意味があるのか?などとたまにクールなことを言い出す。

その反面、彼独特の「流行り言葉」があり、もちネタというか赤ちゃん言葉というか、男子高校生が絶対に使わない口調で母と会話している姿は他人が見たらきっと奇妙な光景だろう。

好きなこと、例えば音楽だったりゲームだったりの知識量が豊富で、いずれはそういう分野の中の人になるのではないかと期待もしている。

好きなことといえば絵を描くことも好きで、紙と鉛筆でアナログ描きをしたり、(ぼくは絶対に無理なんだけど)スマホの小さな画面をデジタルペンを使わない「指描き」でデジ絵を楽しんでいるのだが、絵の技術に対する知識量ももはや先達のぼくをも超えている。

誰に対してもとても優しく、思いやりがあり、曲がったことが大嫌いな性格は兄妹3人ともに共通している喜ばしいことだ。

前置きがめちゃくちゃ長くなったけれどここからが本題。笑。

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とんかつしか食べられない「さぼてん」にガッカリした次男の話し。

次男を除いた家族4人の食に対する傾向はなんとなく似ているのに対し(もちろん好き嫌いはそれぞれある)、彼は誰よりも貪欲にいろんな味を知りたい・食べたいという考えだ。

先日家族で団らん中にテレビかなんかで、とんかつ専門の「新宿さぼてん」の情報が流れた。

https://shinjuku-saboten.com

とんかつは美味しい。

お店によって肉の柔らかさや肉汁の違いはあれど、概ね美味しい。

ちなみにぼくは、とんかつに醤油と七味をかけて食べるのが好きだ。

日本人ならだいたいとんかつは好きであろうし、例外なくうちの家族もとんかつは好きだ。もちろん次男も。

さて話題に登った「新宿さぼてん」の話しに戻ると、「新宿さぼてん」がとんかつ専門店と聞いた次男の反応がヤバかった。

「え!?『さぼてん』てとんかつ屋なの!!????」

家族で「新宿さぼてん」のとんかつを食べたことはなかったのでそういう疑問があがるのは想定できたのだけど、その後の次男の言葉に絶句した。

「なんだよ〜〜サボテンが食べられると思ったのに〜〜」

いつも論理的で知的に満ちたジョークを飛ばす次男なのだが、今回はちょっと笑えなかった。

「お店が『さぼてん』だから、サボテン食べられると思ったんだよ〜」

これガチな。

そう彼はお店の名前が「さぼてん」だから多肉植物のサボテン科の例のやつ、たぶん砂漠とかに生えてるあのサボテンが食べられると思い込んでいたらしかった。

画像引用:https://prrr.jp/note/green/2383/

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/サボテン

いつか食べられるんだろうな、あの果肉みたいなやつジューシーなのかなって本気で楽しみにしていたっぽかった。笑。

焼いたり揚げたり、確かに調理方法はいろいろありそうだよね。

ぼくも気になったので調べてみたら、サボテンて食べられるらしいです。

世界では紀元前から食べられていたサボテン。その高い栄養価から、今でも多くの国で健康食として親しまれ、整腸作用やダイエット効果など、さまざまな効果が期待されています。

https://taiyonoha.jp

↓国産食用サボテンのレシピはこちら

SABOKO'S KITCHEN|食べるサボテン 太陽の葉(国産食用サボテン)
生でも食べられる国産の食用サボテン、太陽の葉のレシピ。食べるサボテン 太陽の葉の美味しい食べ方をサボテン料理マイスターのサボ子が紹介します。

次男が赤ちゃんの頃を思い出す。

寝ていても料理の匂いがするとスーッと目を覚したりギャン泣きしてても笑顔になったり、彼は3兄妹の中でも、いや家族の中でも誰よりも食に貪欲なのだ。

いつもクールでなんでも知っていて、ちょっとのことじゃ動じない彼のひさびさに慌てた姿を見ることができた。

結局なにが言いたいかというと、やっぱり次男はとても素敵な息子でしかないということだ。笑。

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