相撲道を心から愛し「平成の大横綱」と称される貴乃花親方は2日、これからの国技・大相撲の大改革を信じて臨んだ日本相撲協会による役員候補選挙に立候補し、落選した。
昨日公式サイトを通じ理事選立候補の旨を伝え、これからの大相撲に対する想いを熱く語った貴乃花親方だったがその想いも虚しく、選挙権を持つ101人の親方衆の耳には届かなかったようだ。
サイトに綴った貴乃花親方の言葉を一部抜粋。
英雄とは力士なれ、親方なれ。大空羽ばたく鷹のように、国技大相撲復興の光を目指して。
慈しみの心、愛する心、親子の絆、それらを慮る気持ちは土俵に上がる精神そのものです。
肉体を制し、理性を持って自分を制し、逃避をしない組織論と嘘偽りのない組織編成。これが将来あるべき相撲界の礎となります。
▶︎参考
http://takanohana.net/message/
あまり相撲に縁のない僕ですが、千代の富士や若貴世代としては貴乃花を猛烈に応援したい気持ちでいっぱいでした。
力士の頃から様々なドラマを演出し、多くを語らず、横綱ブランドを守り抜いたまさに平成の大横綱。
親方になってからも相撲協会とぶつかりながら、時代の流れに寄り添うような組織づくりを目指して孤軍奮闘していたように思う。
今回の落選はとても残念で仕方がない。
しかし、貴乃花親方なら何かやってくれると信じている。
image via : http://www.hochi.co.jp/sports/sumo/20171222-OHT1T50087.html
マツオユキは思う。
