「私は物書きになることを決めた。」52年間毎日欠かさず日記を書き続けた男の話し

出典 THE WALL STREET JOURNAL

誰にも読まれることのない個人の日記を、1964年から毎朝欠かさず書き続ける男がいた。

白髪をうしろで束ね、無骨な表情には今日まで生きてきた歴史のあるシワが刻まれている。

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毎朝日の出前に起き、ブラックコーヒーを淹れ、コンピューターに電源を入れ、日記を書く、といった一連の習慣を52年間毎日続けているという。

現在78歳になるチャーリー・ケンプソンさんは小説家になることを夢見ていたそうだ。

しかし自身の環境を振り返った時に「それは無理だ」と悟ったという。

そこで彼は永遠に終わることのない「日記」を書き続けることで、物書きとしての資格を得られるのではないかと感じた。

彼がノートの最初に書いた言葉はこうだ。

「私は物書きになることを決めた。わたしは物書きだ。物書きは書くという事実によってもっぱら区別される。私は書かねばならない。」

と。

そしてケンプソンさんはそれを実行し、現在も続けている。

本来「非公開」が原則の日記の効果とは

僕はブログやソーシャルネットという媒体を使って、日々感じたことや起きた出来事を公開して綴っている。

自分の中では「記録して残しておきたい」っていうのがあって書いてたりもするんだけど、実はある一面しか記録してないのだなって今回読んだ記事で気づかされた。

むしろ、読み手がいる前提で書いている日記というのははたして「日記」と呼べるものなのかさえわからない。

文章に起こしたことから反応をもらって、喜んだり悲しんだり考えさせられたり。

たぶん僕はそういう双方向なコミュニケーションを感じたいから、日記という形式にとらわれない記録を公開しているんだと思う。

もちろんほんの一面しか吐き出していない文章にも効果はあって、それによって誰かが救われたり幸せな気分を味わっていただけてるんだろうと信じていたりする。

記事に登場するケンプソンさんは52年間もの間、毎日毎朝、1日も欠かさず「誰にも公開しない日記」を書き続けている。

書き続けられるモチベーションってなんだろう。

この問いに対して老人ははっきりとこう述べている。

私の日記の大半は、それ自体が目的で書かれていた。これからもそうあり続ける

それ自体が目的。

つまり「日記を書くこと」が目的であり、習慣となった毎朝のタスクがモチベーションを持続する秘訣なのかな。

記事中のペネベーカー博士によると、

衝撃的な経験についてひそかに非公開で書くと、たとえそれが4日間だけだったとしても、ストレスを軽減させる可能性がある。眠りにつきやすくしたり、免疫システムを向上したりする可能性がある。

としている。

誰にも告げず、ただ文字に起こすだけでもストレスを和らげる可能性があるそうだ。マジかよ!

また、ネット上で書くこと(公開)はなにか意味があるのかということに対しては、非公開で書くのと同等な効果もあるけど、まだ新しい研究段階のため確定はしていないらしい。

また、ケンプソンさんも日記の一部をFacebookに「公開」しているそうだが、その公開性によって本来の意味での「日記」ではないと信じている。

誰かに見せるために書くとなると、言葉をより慎重に選ぶ傾向があるからだ。誰かから批判されたり、誰かの気持ちを傷つけたりといったことを心配するようになる。

確かに。

誰かの目を気にしたり自分を正当化したり、より自分を大きく見せたりといったあまりよろしくないことが起きるよね。

「俺が!俺が!」みたいに自分の言葉を主張しているようでいて、実は他人軸の中でドヤっているだけなんだよな。

すんげーわかる。

日記は公開する前提がいいのか、非公開でありのまま書けばいいのかなんて不毛なことは僕は考えてない。

どちらかといえば、好きに書けばいいやんw

ていうスタンスだ。

でもさ、公開であれ非公開であれ、言いたいことはできるだけ言いたいよね。

そこに覚悟や責任があるんなら、なに書いたっていいと思うんだけどな。

未来を決め打ちすること

この記事で僕が心打たれたフレーズはこれだ。

【私は物書きになることを決めた】

52年間毎日欠かさず日記を書くってことも確かにすげー。

でも彼は未来を自分で決めたのだ。

52年間毎日取り組んでいたことは、そこに「決めた未来」があるからこそなんだ。

目標とかそういうことではなく、もうそうなることは決まっていてただそこに向かっているだけなんだ。

彼は物書きとして「あるべき姿」を淡々とこなしているだけだったんだな。

まとめ

「思考は現実化する」とか「未来を引き寄せる」とかそういったキーワードが今頃になってやっと僕の中に入ってきてるんだけど、ケンプソンじいちゃんは50年も前からそれを身をもって体感してたんだな。

習慣の力や日々の振り返りもそうだし、ライフハックやメンタルハックを自然と取り入れてたってのが本当にすごいよね。

今からでも遅くない。

50年後、僕は若い世代にどう思われているのか。

心に少しでも何かを残してあげられることはできるのだろうか。

参考記事

日記を毎日書くことの効能-52年間続ける男性 – THE WALL STREET JOURNAL

参考になる書籍

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