ガテン系肉体労働者が、現場で効率的に作業を進めるために大切な5つのこと

本日もお疲れさまでした!

東京の天気はここ最近なんだかヘンテコな感じで、僕らガテン系肉体労働者(個人事業主)は予定が組みづらい日々が続いています。

朝晴れているから気持ち良く段取りしてると、急に雲行きが怪しくなって2時間かけて下準備したことがすべてパーになるとかマジないわー。

なんてこと多くないですか?ホント心折れる勢いです。

建築現場で働くわれわれにとって『天候』って避けて通ることができない大事な要素。なので、奇しくも天気に詳しくなったりしちゃうんですよね。

建築現場って、何十ものいろんな業種が絡み合いながらひとつの作品を作り上げていくプロ集団の戦場みたいなところなんですが、一般の人たちは一体どんなイメージなんでしょうかね。

いつも汚い格好で生理的に受け付けない?
荒っぽいヤンキーばっかりで怖そう?
やさぐれた人たちが最後に行き着く職業?

まあ、遠からず近からずって感じでしょうかw

僕は16歳の頃からこの業界に携わってきました。途中浮気もしましたが、なんやかんや30年近く居座っています。

カタチ上は「個人事業主(フリー)」なので自分で自由に出勤を決められます。「今月は稼いだからもういいや」っつって仕事に関係ない好きなことに取り組めるようになったのも、長くこの業界を続けてきたからだと思います。

そんな感じで今回は、僕なりに感じている「ガテン系肉体労働者が、現場で効率的に作業を進めるために大切な5つのこと」をお送りします。

30年目にしてやっと自分のモノになった生きた経験なので、新ガテンマンの方たちの何かの参考になれば幸いです。

ガテン系肉体労働者が、現場で効率的に作業を進めるために大切な5つのこと

僕の職業は防水屋さんの派生業者である「シーリング工事」です。

たまに「コーキング屋さん」と呼ばれたりもしますが、できれば「シール屋さん」と呼んでくれた方が嬉しかったりします。そこは譲れないのです。

で、シール屋なりに感じている「現場で効率的に作業を進めるために大切なこと」なんですが、全業者に共通することなので是非ご覧になってみてください。

1.朝礼1時間前には現場に到着する

余裕を持って自宅を出ましょう。

特にはじめて入場する際、電車が遅延したり渋滞に巻き込まれたりで遅刻してしまうとあとあと監督さんの印象も変わってきますからね。

で、2時間も前に着いて何するの?って話ですが、作業がスムーズにスタートできるように前準備をするんです。

その日に使う道具の手入れ、あらかじめ作業場(施工場所)を確認する、前日に出たゴミを捨てておく等、できることはたくさんあります。

また、ゼネコン系の大きな現場(野帳場)では難しいと思いますけど、可能であればさっさと仕事をはじめちゃってもいいかもしれませんね。

※現場によっては近隣協定で早出作業が禁止になっている場合があるので、担当の監督さんとちゃんと打ち合わせしましょう。

2.作業場をキレイに保つ

現場は常にガラ(石ころみたいな破片)や埃が土間に溜まりやすいです。

施工場所と材料置き場(僕の仕事では「ネタ場」といいます)が離れていても、どちらもキレイになっていたほうが気分良く仕事ができます。

仮に雑然としたところだと体勢が悪くなり腰を痛めたり、足元が悪いと怪我につながります。

作業着は汚れていたほうが職人ぽいなんて声も聞きますが、プロは作業着さえキレイです。それだけ「うまい」証拠です。

作業場が汚れているということは作業着が汚れる原因にもなりますので、常に整理整頓とキレイな環境を保ちたいです。

3.休憩はこまめに、そして早めにとる

10時と15時は休憩を取りましょうというのが多くの現場のルールとして存在します。

しかし可能であれば決まった時間ではなく、常に水分を補給する心構えと少し早め(または遅め)に休憩することをオススメします。

発汗を感じた時にすでに脱水症状のはじまりと登山ではありますが、現場でもまさしくそれで、これから暑くなる季節は特に注意したいです。

また定時に休憩するとなると、休憩場所は職人で溢れかえり座るところさえなくなることもあります。

『休憩』とは疲れた身体を一時的に休める方法です。座るだけでも疲れは回復されるのです。

なのでわざわざぎゅうぎゅう詰めでストレスを感じながら休むよりも、時間をずらすことでゆっくりと身体を休めることができるのです。

4.お弁当を持参する

メシの時間は職人にとって大切なひととき。この時間を境に午前と午後の動きが変わってきます。

だいたいがご飯屋さんにいったりコンビニでお弁当を買ったりしますが、現場によっては近くにお店がない場合もあります。

そんな時は延々歩いて探したり、車を出動させなければなりません。ご飯を食べるためだけに、余計な時間は使いたくないですよね。

その点お弁当持参であれば作業終了後5分以内には食事にありつけて、食べ終わった後も悠々とお昼休憩を満喫することができます。

また、浮いた時間を午後の仕事のための準備に使うこともできるわけです。

さらに、食費が浮いたり余計な買い物をすることもなくなるので、経済的にもかなり助かりますよね。

5.他業者を思いやる(ここ大事)

「現場は戦場だ」って大先輩に言われたことがあるんですが、竣工間近になると本当それは実感します。

みんな目が吊りあがり、自分の作業を終わらせるためには他業種の作業などお構いなし状態。

現場が終わりに近づいてくると職人たちは夜遅くまで仕事していたり休み返上の場合が多々あるので、心も身体もヘトヘトだからつい自分たちのことしか考えられなくなる。まさに悪循環。

時にはケンカにもなりますけど、そんなのは当たり前の光景なので誰も気にもとめません。

でね、そんな時でも思いやりをもって相手の仕事を優先に考えてみると、自分も気持ちいいし相手もこちらの言い分を優先的に考えてくれることがあるんです。

仕事ができる職人ほど、ベテランになればなるほど腰が低くて物腰が柔らかいものです。

時には缶コーヒー1本でごまかされる場合もありますが、試しに明日からやってみてください。

1日最低でも10時間近く過ごすことになる仕事場なのですから、お互い楽しく作業したいじゃないですか。

まとめ

1.朝礼1時間前には現場に到着する
2.作業場をキレイに保つ
3.休憩はこまめに、そして早めにとる
4.お弁当を持参する
5.他業者を思いやる(ここ大事)

以上が、僕が感じているガテン系肉体労働者が、現場で効率的に作業を進めるために大切な5つのことです。

現場は皆さんが感じているような怖い雰囲気ではありませんw

ただ、「若者不足」が現場でもあって、若い職人さんが少なくなったように感じます。

もし新しく職人になりたい若者が現れたなら、今回ご紹介した5つのことをお伝えしてみてください。

特別なことを言っているわけではありませんが、何事も基本は大事で、それを愚直にただ繰り返すだけでも周りからの見る目が変わり、職人としての余命が伸びる可能性もあるということを頭の片隅にでも入れといてください(^^)

明日もご安全に!

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