【あさ絵日記 vol.70】希望に満ちた息子の目から目をそらしてしまった

11月19日(水)の良かったこと 3つ

※このエントリーは『前日の良かったこと』を 3つピックアップしてイラストにしたものをブログ記事として掲載しています。

過去のエントリー(vol.0〜vol.50)はコチラから → あさ絵日記|まろやかなギーク!

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予定してたことが予定通り進んだ

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帰宅したときにお風呂場から家族の声が聞こえてきた

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iPhoneのユーザ辞書が直った

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まとめ

あさ絵日記

長男はやおら僕の仕事に興味があるようで「パパはお家を作ってるんだよね?」とよく言われる。たぶん家を作る=大工さんだと思っている。

ごめん、パパは大工さんではないのだよ。お家を漏水から守る「シール屋さん」という仕事なんだよ、と言ってもまだ通じないからなんとなくごまかしてる。

シール屋とは防水業の中の専門職で、外壁の繋ぎ目にシール剤(コーキング剤)を注入して外部からの雨漏れを防ぐ仕事だ。

そのくせ仕上げ業者でもあるので、美観にも拘らなければならない。

外部周りの足場作業だけではなく、住戸内のキッチンや洗面周りも施工範囲だし、家具の隙間やベランダなどの長尺シートの周りなどの仕事もある。

大きな現場だと基礎工事の段階から入り、1年後の入居間際まで出入りするような要するに何でも屋だ。特に検査後のスキマ処理にはいつも泣かされる。

長男はたまに「パパってボスなんだよね?」と胸にグサリとえぐるような質問を投げかけてくる。

そうだ、僕はカタチ上は法人の経営者。だけれどいまは人なんか雇ってなくて事実上個人事業主のようなもの。でも以前は何人も雇っていたから、長男の中ではその印象が強いのだろう。

社長とは聞こえはいいが、なかなか大変なものだ。

現場管理から予算組み、打ち合わせ、見積りや資料作り。人間関係の構築も、相手が職人である以上大切なこと。

ただね、パパはそのすべてから逃げ出したのだ。いや逃げ出したというより自分から放棄したというほうが正しい。

いつの頃かそのすべてがうっとおしく感じて、それなら一人が気楽でいいやとなったのである。法人化してから2年後のことだ。

実に歯がゆく不安だらけで、この先どうなってしまうのか本当に分からない。

かと言って家族に迷惑をかけられないし、ひもじい思いもさせたくない。

好きなことを続けていければそれに越したことはないけれど、現実はそこまで甘くはないのだ。

息子よ、世界は君が思ってる以上に厳しいものだ。パパの背中を見ているよりも、もっと大切なことがうんとあるのかもしれないよ。

でもパパはあきらめない。

心中お察しください。

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