曇天の秋空に誘われて|くもり空昼ラン11km【日光マラソンまであと75日】

今にも降り出しそうな曇った秋の空に誘われるように、日の出ランニングができなかった僕は家人の目を盗むように自宅を後にするのだった。

今日は敬老の日ということで、一般的な世間は三連休の最終日だ。

妻の体調はあまりよくなく、子どもたちも昨日はしゃぎ過ぎたせいか(ムスメを除いて)一様に微熱をともなっている。

これではファミリーでお出かけすることは叶わないが、せっかくの休日なのでどうせなら家族一緒に過ごしたいと思うはずだ。僕は勝手にそう判断して、妻には申し訳ない体で灰色に染まったコントラストのない世界に駆け出した。


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まるで僕の濁った心を見透かすように、空の色はなんのためらいもなく掠(かす)れていた。なんの特徴もなく、薄いセロファンでも貼ったみたいに一面に広がっていた。

僕は心に刺さる景色に出会うといつだって写真に収めるようにしている。

「日の出ラン」と称して早朝に走りに出る背景には、朝の素晴らしい情景を記録として残しておきたいからというのもある。

しかしどうだろう。

東京の汚れた空気で満たされた街並みは、お昼を過ぎると途端に見るも無残な世界となる。心に刺さる景色の意味合いが180度変わってしまう。

時間とは残酷なもので、細胞の劣化によるヒトが老いていくシステムと同じように、美しい景色さえも奪っていってしまうのだ。

もちろん、自然の動きが同調することで変わっていく天気とは一概に同じとは言い難いけれど。

重くなった脚を引きずりつつ、今日はお昼すぎから11kmのランを終えた。

思いのほかタイムがいいのは、あまり空や景色の写真を撮らなかったことによるものだろう。走ることに集中できた証だ。

月間120kmも越えてきた。目標としている200km走破もようやく見えてきた。

残り15日で80kmであれば平均5kmちょいでいいのでなんとかいけるだろう。

人生初のフルマラソン『日光ハイウエイマラソン大会』まであと75日。

調子を整えて万全を期したい。



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