水墨画に彩られた空の下 昼ラン10km行ってきました!月間目標まであと12km

結局この一週間で晴れ間が見られたのはほんのわずかだった。

街は夜中から朝方にかけて猛烈な雨に襲われ、僕はその雨音を聴いただけで朝ランに対してネガティブな気持ちになった。

小雨ならいけるだろう。

だけれど、この雨の勢いのまま走っているとなんだか気持ちの闇がさらに増すような気がした。

しかしこんな天気にも負けずに出走している友人たちも多く、なんだか焦ってしまう自分もいて、そこらへんのバランスをいかに整えるかが問題だ。

というより人と比べている自分が嫌になり、さらに気持ちは沈んでいった。

人は人、自分は自分なのだ。

僕は僕のペースで良いのだからと、なんとかフラットに気持ちをもっていった。


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朝のゴミ出しを終える頃、雨粒は少しも見当たらない。

アスファルトに残された水たまりが、飼い主を待つ子犬のようにやけに寂しく佇んでいる。

その後、妻と娘と手を繋いで近くのコンビニエンスストアへ買い物に行くときには、そわそわと『走りたい』と思うようになった。

彼女たちからすると「今日はお父さんはもう走らないだろう」と思っていたのかもしれないが、僕の頭では午前中にこなすタスクをすごい勢いで見直していた。

結局のところ正午ちょうどに玄関のドアを開けて、水たまりを避けながら走ることになった。

その頃には僕の心に闇はなく、ランルートを組み立てることで頭がいっぱいになった。

今月のランニングは 200km を目標としている。だけれど 先月かなり無理をした こともあって達成できなくてもいいと軽く考えている。

むしろ今日現在で150kmは走っているので十分だろう。

今月は距離を目標とすることよりも、心肺機能を鍛えるために先月から比べてペースを上げることを意識している。

それなりにタイムも良くなってきているので、その辺も加味して十分満足しているのだ。

ここのところ僕の脚はいつも決まったところに向かっていて、今日もセントラル・パークは大きな懐で僕を迎えてくれる。

『都立舎人公園』は都内でも有数の敷地面積を誇り、ここ足立区では最大規模の公園だ。もはや公園といっていいのかさえわからない。

足を伸ばせばすぐに埼玉県に入ってしまうような足立区の端にあるけれど、僕は敬意を評して「セントラル・パーク」と呼ぶ。

足立区民が誇るべき素晴らしい公園なのだ。

いつもの『希望の丘』(僕が勝手にそう呼んでいるだけだが)に駆け上がると、空のキャンバスは墨で濃淡をつけただけのような荒々しい作品に見えた。

奥行きのある水墨画で表現された雲の中にはいったい何があるのだろうと、森の中で秘密基地を見つけてしまったような得体の知れない期待感に溢れた。

もちろん雲の中には青空が広がっていて、隙間なく灰色の蓋で閉じているに過ぎない。

鉄の天蓋に錆が付着し穴が空くことだってある。灰色の蓋はそろそろ替え時なのだから、まんまとその先にある青い空を見せてくれたっていいのに。

今日は10kmを走った。

まだ昨日のハーフのダメージは残っていて太腿に違和感があったけれど、なんとか走り切ることができた。

走行距離は188km。月間目標は200km。

目標を達成できなくてもいいとも思うけれど、8月を残りあと一日にして手が届きそうなところにあると意識はしてしまう。

明日12km以上を走ることができれば目標とする距離に到達する。

さて、どうしたものか。

フラットな気持ちで明日を迎えたらいいのか、多少意気込んだ方がいいのかいまの僕にはわからない。

今夜は妻の実家に泊まることになっていて、しっかりとランニング用具一式も持ってきているのだから狙ってみるのも面白い。

明日は日の出に出会えるかな。

ここ神奈川の朝日はいったい僕に何をもたらしてくれるのだろう。

明日が楽しみだなんて、ここ数日感じていなかった気持ちを噛み締めてみる。

妻の実家にて。


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