代表取締役ニート|ひろまひろく#154【2013/07/25版】

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今日は本業について。

僕の仕事はいわゆる「ガテン系」と呼ばれる職種になります。具体的に言うと建築現場で働く防水屋さんの一種です。

一種としたのは、昔は防水屋さんが片手間で施工していたものが専門性が出てきたとのことから独立し、新たに「シーリング防水」というカテゴリーが出来上がったからです。

そう、僕の仕事はシーリング屋さんという建物の外壁の目地や窓枠周り、さらには屋内の水廻り(キッチン・洗面シンク廻り)にシーリングという硬化するとゴム状になるものを注入し、水漏れや水の浸入を防ぐ業種です。(これでもかなり噛み砕いたつもりの説明w)

【こちらのサイトである程度ご理解いただけると思います】
シーリングとは何か via – http://w-wallet.com

建築現場では一般の人では分かり得ないものが多々あると思うんですけど、一つの建物を作るのに複数の業種が出入りしてることとか、え?そんな仕事もあるの!?と驚かれるパターンも結構あります。

例えば「雑工さん」と呼ばれる業種は、ゼネコン直属の「何でも屋さん」です。監督の指示通りに動き、掃除だけする日もあれば荷物を運ぶだけの日もあります。たまに仕上げ業者の仕事もやったりしますが、専門的な技術を持っていない場合が多いのであまり活躍の場はありません。

その中で僕たちのような専門的な技術と知識をもった職人はそれぞれプライドが高く、「ぜってー負けねぇ!」とアスリートみたいな職人も少なくないw

現場の中は毎日がそうとはかぎりませんが、だいたい轟音と埃、さらには危険性や天候による遅延など予測のつかない中でシノギを削ってる状態です。当然大きな声を荒げたり、かしこまったコミュニケーションは仕事の邪魔になったりしますし、場合によってはゼネコンからの無茶ぶりにも対応しなければならない時もあったりします。(特に二次請けや三次請けの場合は立場が弱かったりするので)

といったように、僕たちガテン系はわりと厳しい状況下にありながらも、毎日汗と埃にまみれながら日々頑張ってますよーと言いたいわけです。

私の立ち位置

ここから本題。

僕は今の仕事に16歳の秋から携わっております。時折脱線してわけの分からない仕事に就いたこともありますが、基本的にこの仕事一本でやってきました。

もともと父親と兄貴がやっていたもので、「プー太郎なら来い!」と半ば強引に誘われ、二人についていくポンコツ次男だったんですね。

それから10年くらい過ぎたあたりでしょうか。段々と自分のやってることに疑問を持ち始めて独立を果たします。とは言ってもこの業界はテクニックと多少のコネクションがあれば誰でも(それこそ二〜三年でも)独立が可能です。でも僕はそれすらに気付かず、何年も身内にぶら下がっておりました。

やがて社会の厳しさを味わいます。意識はしていなくても、父や兄に守られていたんだなーと実感しました。順風満帆とはいかないまでも、生活に窮することもなく仕事は続きます。おりしもバブルの亡霊がまだ日本中にあったからに他ならないと思いますけど。

最初はひとりではじめました。そのうち一人の限界を感じ始めて仲間を募ります。最大で11人の直属スタッフが集まる規模にまでなりました。

それでもいつかは失速するもので、若い子はすぐに辞めていきますし、僕の考えに賛同できなかったベテランの職人も連絡もなく消えていきます。他人に依存してるわけではないけれど、マンパワーがなくなる時点で事業規模も自然と縮小されていくんですよね。

しかし僕には雑草魂があるのでへこたれません。

2013年4月1日に、それまで個人事業で営業していたいまの仕事を法人成りさせまして、晴れて「株式会社の社長」となりました。これは自分の中では果てしない夢と思っていたのですがやってみるとあっさりとしたものですわ。

ただ帳簿上の面倒くささが増えるだけで何も変わらない。しかも、その帳簿関係も税理士さんと顧問契約をした時点でだいぶ軽減されました。そう、何も変わらないのです。動かなければ。

僕の立ち位置は「代表取締役」でありながら、何も動いていないので「ニート」と変わりません。スタッフと外注さんに仕事を充てがう問屋さんみたいなもんです。

しかし、将来の夢のためには今は我慢のしどころだとも考えていて、自分が動かずとも仕事が回る仕組み僕にしかできない仕事を今はやるべきだと考えています。

正直仕事をしている感覚が全然ないんだけれど、腐っていても仕方がないので自分のできることに集中してきたいと思ってます。

本業は本業として延ばしたいし、複業(マルチワーク)にも興味があります。むしろ今はそっちにフォーカスしてる状態。

どのくらいニート生活が続くか分からないけれど、早くカタチを決めていきたいところでございます。

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