僕が「Dpub」という怪物と対峙したときのことを書こう

あれからもう一週間以上が経ったのですね。
同じ時を過ごした皆様その節は大変お世話になりました ひろま (@hiroma20)です。

勢い勇んで参加した「日本一のただの飲み会 Dpub」で経験した恐ろしくも有意義な、とてつもない熱量と歓喜に満ちた「あの日」のことを、断片的な記憶とともにここに綴ろうと思います。

開会前からすでにはじまっていたDpub

市川ブログ合宿で仲良しになったメンツと東京六本木のルノアールで「0次会」を行った。

そこにはすでにメンバーは顔を揃えていて、僕は30分ほど遅れて到着した。

それぞれがDpub初参加ということもあり、各々が練っている作戦を打ち合わせしたりDpubへの思いを自由に馳せている。

まったりとした時間が過ぎる。

「ああ、ついにこの日がきたんだな」

僕の中でDpubとは特別なイベントで、「ただの飲み会」とうたっているがそれを鵜呑みにするほど甘くはない。

全国規模のオフ会であり、文字通り日本各地から開発者、出版関係社、ブロガー、iPhoneユーザーがこぞって東京六本木へ集まってくるのである。その数約170名。

イベント告知後わずか1時間を待たず参加枠がすべて埋まるという、とてつもないイベントなのだ。

様々な思いが錯綜する中、0次会会場のルノアールではすでにDpubは始まっていた。

そう、このイベントに参加する猛者たちがどんどんと店内に流れこんでいたのだ。

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そしてついにはこのような戦いが始まったのである。

僕にとってはとても新鮮な光景である。Twitter上でしか見たことのない「有名人同士」が生身のまま顔を合わせ、お互いのカード(名刺)をさらけ出しせめぎ合っているのである。

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中には、本当の意味での戦場に入る前に準備を怠らない者もいた。さすがである。

そういった意味でも開会を待たずして「日本一のただの飲み会」は始まっていたのだ。

その後、Dpubに参加された全国の猛者たちが上げるレポートを紐解いてみると、このような光景はここだけでなく六本木の各地で繰り広げられたものだったのだ。

本会にて伝説の宴がはじまった

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決戦の地は聖地「豚組しゃぶ庵」だ。

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比較的店内は広いものの約170名の猛者には狭すぎた。

開会前にあちこち探索していたぼくは、「乾杯」の時間に中央広場に入ることができず、主催者の勇姿を捉えることができなかった。

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同じ巨人でも、市川の巨人は捉えることができた。

かくして、山のように大きな志と胸に一輪の花を差したかのような男、主催者である「立花岳志」(@ttachi)の号令のもと、五回目を迎えた伝説の宴ははじまったのだ。

会いたい人に会える異空間

それまでは、ただ指をくわえて見てるだけだったような有名人と酒を酌み交わし、談笑する。なんなのだこの状況は。

それまでは、絶対に知り合えないような開発者と普通にアプリの裏話や、今後の予定などの会話を交わす。何かがおかしい。

そう、ここはまさしく「出会いと始まりの地」。ただ立っているだけで会いたい人に会うことができる異次元なのだ。

僕はこの空間を味わいたいがために来たといっても過言ではない。

もちろん、この「聖地」で出される美味なる肉は魅力的だ。実際は二切れほど口に運ぶことに成功したが、ゆっくりと味わうことなどできるはずもなかった。

二兎を追うものは一兎を得ず。

夢にまで見た尊敬できる賢者に会うか、全能なる甘美な味を楽しむか、ぼくはこのとき前者を選んだ。

幸いこの聖地には来ようと思えばいつでも来ることはできるが、遠く北海道や東北、関西、ましてや九州や沖縄から来ている賢者と実際にお会いする機会などめったにないだろう。

自分の空腹と戦いながらもぼくは会いたい人に会いまくった

自分のカード(名刺)を配れるだけ配った。

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DropShadow ~ 2012年06月24日10時54分52秒

そして、ミサワにもなった。

この空間のパワーというか熱量は人をおかしくする。良い意味で。

スーパー人見知りなはずの僕でさえ、見ず知らずの方に話しかけることができるのだ。むしろ「話さなければ勿体ない」という思考しかなかった。

ただこのとき誤算だったのは、時間配分を誤ってしまった点だ。人によってはうっかり話しに聞き入ってしまい、すべての人と話すことができなかった。さらに言えば、会いたい人に会えなかったりもしたのだ。

もっと言うと、話しに夢中になりすぎてせっかく買ったミラーレスの出番がほとんど無かった点だ。これはマジで辛かった。

これらのことは次回以降の課題とすることにした。

二次会ももちろん熱すぎた

最初に断っておくが僕はカラオケがとても好きなのだが、この日ほど唄えなくても悔しくないと思った日はない。

二次会会場はカラオケ館だったのだが、「唄う部屋」と「語る部屋」に分かれての催しだった。

歌を唄いたい人と語りに専念したい人に分かれたDpubの猛者たち。

隙を見ては部屋を移動し、一次会でご挨拶を交わせなかった人を探してカード(名刺)を配り少々話し込む。

ただせっかくなので曲を入れてみたものの、結局一曲しか唄うことはできなかったがまったく悔いはない。

最後は「唄う部屋」の中でも一番盛り上がっている部屋に乱入した。

まさかここで、全国で名を馳せるメンバーを束ねしアシタノ頭領と肩を並べて、ワッショイワッショイできるとは夢にも思わなかった。

もっともほろ酔いだった本人が憶えているかどうかは謎であるが。

気づいたことがある。ブロガーはなぜかみな歌がうまいことだ。

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そして三次会は裏六本木へ

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六本木の裏街にひっそりと佇む、隠れ家的飲み処「すし居酒屋 松ちゃん」がDpub5公式サポートの最終地。

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閑静な住宅街にある路地の奥にそれはあった。

ここでも熱気はまだ覚めやらず、いまだ130余名の猛者たちが歓喜し憂い、そして熱く語るのだった。

ここではぼくにはどうしても果たさなければならない使命があった。

片紐が千切れた紙袋を引きづりながら、中には数冊の書籍を携え著者から刻印(サイン)を貰うという大使命だ。

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自宅から0次会〜三次会まで引きづり回した書籍は8冊。

真ん中のぶっとい書籍の著者にはきっと会えないだろうと思いつつも、近しい猛者にサインをねだろうと持参したわけだがすっかり記憶の彼方へ飛んでいってしまっていた。

だがしかし、紙袋の紐が引き千切れるほどの重量もある荷物を持参して来た甲斐はあった。

「7つの習慣」以外の7冊すべての著者直筆の刻印(サイン)を、20分足らずの間に取得することに成功したのだ。

我、ミッションニ成功セリ!!繰リ返ス!我、ミッションニ成功セリ!!

もう感無量。なにも思い残すことはない。

いやいやいや、そんなことはない。

まだまだやらなければならない使命はきっとあるはずだ。

もう少し頑張れ、俺!!

この場でさえも、はじめてご挨拶をさせてもらう猛者たちはまだたくさんいた。お互い一次会から参加しているというのにだ。

どれほどの迷宮なのだろう。Dpubダンジョン

6時間以上同じ空間にいるというのに、いまだに会えていない人がいるなぞ想像できるだろうか。

これだけの人間がいるというのに争いひとつ起こらず、ビッと統制のとれた知と魅と個性のカオス

まさしくこの集団をまとめあげているのは、全国各地から選ばれし幹事の皆様と、主催者立花岳志の得のなせる業だろう。そして、個の集団と化した我々「Dpub5」参加者の熱き魂が燃え広がった証しなのではないかと思う。

Dpub5 in Tokyo 閉幕

やがて恐ろしくも有意義な、とてつもない熱量と歓喜に満ちたDpub5は終焉を迎えた。

まさに「あっという間だった」という言葉がピタリとハマる瞬間だった。

丸一日をかけて約170名の人間とともにした時間と空間。

それぞれが、それぞれの思惑を胸に足を運んだ「日本一のただの飲み会」がついに終わった。

結局会えずじまいだった方や、じっくりとお話しできなかった方はいる。

あれだけ全力を懸けて走り回っても夢叶わぬことが、この場ではありえるのだ。

まさに、Dpubは怪物だった。

そういった比喩が本当にあてはまるイベントだった。

「あの場にいた者はみな仲間」なのだし、これで終わりではなく始まりなのだ

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バッグの中にはこれだけの繋がりはできた。その数100数枚。

だが、くどいようだがまだ見ぬ仲間と過ごした素晴らしき「あの場」がある以上、いつの日かきっとふたたび繋がることはできると確信している。

そしてじっくり腰を据えて、お互いの魂をぶつけ合うことができると信じている。

いつの日かまた笑顔で会えるその時に思いを馳せて。。。

後日談

その後の僕はといいますと、完全にもぬけの殻となりまして、今日現在までDpubのことはできうるかぎり思いださないようにしてきました。

なぜなら、思い出しただけで泣いてしまいそうな出来事が多々あったからです。

心の底から尊敬している方と出会い、ぼくの存在を知っていてくれた方と出会い、初対面でありながら丁寧にぼくの悩みに対して答えらしきヒントを与えてくれた方と出会い。。。

もうね、とにかくぼくにとって「Dpub」は、言葉では表せないくらい熱くて濃密な瞬間でした。

焦げ付きそうな熱量のパワーにやられ、四〜五日燃え尽きてしまいました。

あとで知ることになるのですが、こういう体験はぼくだけではなく何度も経験している大御所でさえも似たような症状に冒されるといいます。

それだけ熱く、また魅力的な「ただの飲み会」は日本中探してもきっとないのではないか?と思えるほどの体験をさせていただきました。

完全復活とはいかないまでも、だいぶ回復することができたので遅まきながら「オフレポ」というのもおこがましい「体験談」を書かせていただきました。

さいごに

最後になりますが、あのような大規模なオフ会を切り盛りされた立花さん(@ttachi)はじめ、幹事の皆さんの気苦労は計り知れないと思います。

そして、東京のはしっこでモジモジしていた中年男をかき立ててくれたパワーにとても感謝しています。

「会いたい人に会いにいく」ことの素晴らしさを今回改めて実感させていただきました。

このDpubは今後全国展開していくということを聞きました。

またいつかこの怪物と対峙して、次は怯むことのない強靭な精神でもって挑んでみたいと考える次第でございます。

ありきたりな言葉しか出てきませんが、本当に、本当にありがとうございました。

主催者、立花岳志さんの言葉を引用させていただきます。

ネットをきっかけにして、リアルに人と人が会えれば、僕らはもっと楽しくなれる。

僕は強く感じていた。

だから、僕は「ネットとリアルを繋ぎたい」。そう願うようになった。

〜中略〜

世界には二つの種類の会合があると思う。

一つは「広げる」イベント。そしてもう一つは「深める」イベント。

もうお分かりだと思うが、Dpubは完全に「広げる」イベントだ。

iPhoneとTwitterという共通の話題を持つ人間が100人以上集う。

今まで一人も知り合いがいない状態で参加しても、話題はあるのだ。iPhoneとTwitterだ。

だから、友達ゼロで参加しても、帰る頃には友達が100人できている、そんな会にしたい。

via: 僕が “Dpub” というイベントにこめた想いについて語ろう

一番熱かったのは、

この「怪物」を生んだ

立花岳志(@ttachi)その人だった。

Dpub 5 in 東京!大熱気開催!ありがとうございました!! #dpub5 | No Second Life

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