耐震補強に伴う新設スリット目地のシーリング施工

地震大国日本の建物は、つねに揺れに耐えうる構造で作られています。建物自体に柔軟な動きを持たせ、揺れの衝撃を吸収するよう計算されているようです。

とくにサッシなどの後付け部材なども動くのを前提とした設計になっており、RC(鉄筋コンクリート)造の建物に見られる経年劣化によるクラック発生はつねにつきまとう問題となっているのです。

2011年3月に東北地方で発生した未曾有の大地震はこちら東京でもその爪痕をしっかりときざんでいます。
今回の耐震工事は補修と補強両面の目的で発注されました。

作業手順を晒します

とは言っても今回は難しい施工ではないので、もっとも基本的な手順を紹介します。


▲クラックの走った既存の壁は、はつり屋さんがあらかじめ目地に沿ってカッターで削ってくれていました。
目地の幅が50mm、奥行きが20mmあります。


▲今シーリング材の接着をよくするために専用のプライマー(接着剤のようなもの)を塗布します。今回はシーリング施工後に塗装を乗っける仕様なので、マスキングテープははしょります。
ムラなく均等に、目地から多少はみ出させて塗るのがポイントです。(ピンボケしちゃったよ)


▲サンスター社製ポリウレタン系の専用プライマーBC-3。


▲いよいよシーリング材を注入します。もちろんLOVEと一緒に。ぐにゅぐにゅ。


▲こちらもサンスター社製の二成分系ノンブリードポリウレタンPU9000。塗装仕上げにはもってこいの頼りになるやつです。
業務用?なので、一般ホームセンターなどではなかなか見ませんね。主剤と硬化剤が別々になっていて攪拌器を使って混ぜ合わせます。


▲はい、ヘラ仕上げ。スポンジ状の部材を加工した竹の柄に貼り付けて、平坦に仕上げます。
力を入れすぎるとへこんでしまうので、微妙なソフトタッチで!


▲完成!さきほどプライマーを目地からはみ出して塗った理由は、マスキングテープを貼らないで仕上げる都合上、多少シーリング材も同様にはみ出るのを考慮した上での手順でした。

今回はもっとも簡単で基本的なシーリング工事の手順を紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
途中、マスキングテープを貼らないなどのイレギュラーな手順となりましたが、施工部位によっては有りです。

現地からの更新なのでだいーぶ簡単な説明になりましたが、基本的にはこんな感じで施工を進めています。
また機会がありましたら作業報告や施工手順の紹介をしたいと思います。

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